【メモ】中央銀行による買い支え

中央銀行による買い支え。

例えば日本は、政府が政府短期証券財務省が発行し、そこで調達したお金で為替介入を行います。

為替介入を自国通貨を刷って(新たに供給)行った場合、その額は膨大でしょうから、インフレになる可能性があります。なので、資金調達のが現在的かつ無害であると考えられます。

しかし他方、中国は『お金を新たに刷って』為替介入を行っている可能性が高い。

これが中国の外貨準備高の量につながっています。人民元のレート維持を頻繁に行う必要があるでしょうから、準備高は増えていくはずです。

同時に国内の人民元発行残高も増えているでしょうから、インフレが起こる可能性もありそうですね。

中国政治経済の構造

こんばんは。

最近は中国に関する記事や本を積極的に読んでおります。

まあ理由としては、FX投資をするなら株式指数にレバレッジかけて投資しようと考えているのと、株式指数で何を選ぼうかと考えてた時に上海&香港指数に興味があるからです。

なので、本当に中国が投資するのに値するのか、見極めたいのです。

 

気になるのは、

あらゆる予測機関が中国のGDPが将来1位になると予測しているのにも関わらず、崩壊論&限界論が多く唱えられている事

です。

私としては、中国の人口からすると今後所得が増えれば内需も増えるし、内需が沈む事があっても共産党一点権力集中によってバンバン政府による投資が行えるという中国の現状を思えば、今後もGDPは大きく成長していくし、例え崩壊論が実現しても乗り越えられる気がしなくもないんですよね。まぁ浅はかでしょうが、、、。

 

そんなこんなで最近は中国崩壊本を読み始めました。

面白いですね。

 

中国は社会主義から資本主義への移行を行いましたが、その過程において民主主義にはならずに、共産主義体制を継続しました。この共産主義体制+資本主義体制が『中国モデル』なのです。

しかし中国モデルへの過程では、市場化に際する権力移譲などの際に、高官政治家による権力醜悪などの汚職が発生した。これが現在でも汚職が横行している原因でしょうね。

ちなみにトップの座に君臨する人間は、ライバルを確実に排除し、加えて警察や軍部も習作することがマストです。

とはいえ、ライバルをうんぬんするにも、最低限守らなければならないラインがあるそうで、これは単純明快に『共産党の維持』になります。維持しなければあらゆる負の側面が表に出て、一瞬にして革命的な事が起きてしまうのでしょうね。

体制維持はマストなのです。

しかし、こういった体制下で作られた権力による国有企業は、まともな経営がされない可能性が高いですよね。なんてったって、トップが欲しいのはお金・権力ですから、それを手に入れたら他はもうどうでもいい。

 

ゾンビ企業』ってご存知でしょうか?経営が上手くいかず赤字を抱えているにも関わらず、銀行貸し付けに依存して継続している企業の事です。

ゾンビ企業は全体の10%といわれております。

ちなみにゾンビ企業が多い業界は、

鉄鋼

セメント

石炭

ガラス

石油

石油化学

鉄鉱石

有色金属

だそう。全部建設に深く関わってそうな業界ですね。

ちなみにゾンビ企業に返済能力はないので負債は不良債権となり、銀行が被害を被るといいます。社会安定の為とはいえ、銀行もたまりませんね。

 

話は『中国モデル』に戻りますが、この経済的転換は(改革開放路線)、政治的転換を促したのか?

重要なのは順序ですね。

もし同時進行しているのならば、民主化への転換は経済的転換と相いれる事は可能ですから、権力者は十分な果実を得つつ、転換を完了する事が出来る様に思えます。

しかし、経済的転換が終わっていたとしたら、民主化はしたくないですよね。

上の人からしたら当然ですが、庶民は困りますよね。。

とまあ、上の方々は経済的転換が終わった後の政治的転換は行われません、、、

しかし!恐怖はあるようで、高官達は資産などを海外に移したりしています。

将来、なにかしら大きな動きが起こる可能性も0ではないのかもしれません。

ゼロからわかる「世界の読み方」

こんばんは。

今日は佐藤優さんの【ゼロからわかる「世界の読み方」】を読みました。

ロシアとの北方領土問題や、トランプ大統領が率いるアメリカ合衆国北朝鮮との関係など、独特の視点で書かれているのが印象的。

外交に関わる方々の言葉一つ一つに深い意味があるという事は勉強になりましたし、今後はこの観点を忘れない様にしたいと思います。

 

内容で特に記憶に残ったのは、

北朝鮮の核開発が頓挫した時、もしくは半島有事が起きた場合に、最終的に誰の手に核兵器が渡るのか?という事、そしてそれは地の利でいうと韓国になる可能性が高いという事。

そして、韓国が手中に収めた核兵器はどうなる?これは、対日本と外交を行う際に強力なカードになりうるのである。こんな事、考えた事も無かった。

 

②アメリカは北朝鮮が核・ミサイル開発を放棄した際に4つのノーを約束したという事。その中に『朝鮮半島の再統一を急がない』というのがあるのだが、これは半島の分裂の固定化を意味する、逆に言えば、韓国が北朝鮮を併合する事を支持しない、という事になる。これって、実現しちゃうとアメリカの同盟国がロシアと中国と国境を隣接する事になるので、地域情勢が逼迫したり関係悪化に繋がるんだと。

確かに言われてみればそうだな~、と。本にも書かれているけど、こういう状況になってアメリカ、中露が緊張状態になるよりも、現状維持でバッファーがある方がいいんじゃないかな、とは思います。

 

以上、2点が特に印象的でした。ミサイル発射ニュースで世界はざわつくけど、その先を予想する話っていうのはあまり聞かなかったので目から鱗でした。

 

 

次は中国関連の本を読むぞ~。

投資を始めてみる。

今日から投資を始めようと思います(お小遣い稼ぎしたいなと)。

何事も第一に勉強という事で、今日から学んだ事を備忘録的にでも色々書き留めて行こうかなと思います。

マーケットに詳しい人とどんどん知り合いたいなと思います。

 

<今後>

・マーケット全体を俯瞰出来る状態を目指す。

・テクニカルではなく、ファンダメンタルで動きを見ていく。

・投資期間は長期でやりたし。

・まだキャパが全く無いので、日本・米国・中国・EUあたりの動きから学びたし。EU内の個々の国の詳細は後々詰めていきたい。

・今後の中国の内需主導の成長に期待があるので、ある程度資金がまとまったらchinacashに多めに振って超長期holdをしたい。

 

<勉強>

・とりあえずFRB、日銀、その他主要国中央銀行IMFなどの歴史的成り立ちや政治的立ち位置、また日米欧・中露の政治的動向・最近の方針などから勉強していきたいと思う。

余裕が出てきたら、世界の主要国の関係性や世界各国の地理的関係なんかの地政学的な所を勉強していきたい。

書籍を読んだらこのブログで要約してアウトプットしていこうと思う。

 

 

また日課としては経済指標・マーケットイベントの追跡や、興味がある投資先のその日の動き方の記憶日米あたりの長短金利や、ダウ・日経を筆頭に世界各国の代表平均株式の終値・金価格は記録していきたいなと思う。

 

 

んー、すぐ難しい世界なのは百も承知なので、挫折しない程度に分かる範囲からちょびちょび吸収していこうかと思います。